この新学術領域研究では、コミュニケーションの脳内神経機構を理論と実験の協働によって解明し、コミュニケーション神経情報学という新領域を開拓することを目的としています。そのため、「数理システム論」、「ヘテロ脳内システム間相互作用」、「個体間相互作用」の3研究項目を立て、これらの間の共同研究を通して領域全体の研究を推進します。人と人、人とサル、人とロボット、人と物体が相互作用するときの各個体の脳内で起こる神経ダイナミクスを様々な脳計測技術を駆使して測定し、ダイナミックな神経活動状態の変化を詳細に調べ、理論構築を行っていきます。この研究により、コミュニケーション障害の理解、教育現象の理解が得られ、コミュニケーションロボットの開発を促進させるなどの波及効果が期待されます。
玉川大学脳科学トレーニングコース2014 -心をくすぐる技の共演-
玉川大学脳科学研究所では、脳科学を志す学部学生、大学院生、若手研究員を対象に、研究手法の基礎と応用を実習で学ぶトレーニングコースを開催します。
日程:2014年6月26日(木)~28日(土)
会場:玉川大学 脳科学研究所
対象:学部学生・大学院生・若手研究者(未経験者歓迎・文理不問)※研究室見学ツアーのみの参加も可(定員外/要申込)
このたび鈴木良次先生(大阪大学名誉教授・金沢工業大学教授)、沢田康次先生(東北工業大学前学長)が2013年 秋の叙勲の瑞宝中綬章の栄に浴されましたので、ご案内いたします。鈴木先生・沢田先生には当領域の内部評価などで領域活動にご協力いただいて おります。
今後の益々のご活躍を祈念しております。
★ ICCN2013
2013年6月23日(日)~27日(木), Sigtuna Foundation, Sigtuna, Sweden
※ 津田領域代表の認知神経ダイナミクス分野の発展への功績に対して、ICCN2013よりMerit Awardが授与されました。
※ポスター賞を受賞しました。
【A01G1】
受賞題目:「Evolution of heterogeneous network modules via maximization of bi-directional information transmission」
受賞者:Y.Yamaguti
【B01G2】
受賞題目:「Optical imaging of plastic changes induced by fear conditioning in auditory, visual, and somatosensory cortices」
受賞者:Yoshinori Ide, Takahashi, Lauwereyns, Tsukada & Aihara
山口陽子計画班代表(B01G1班),川崎真弘計画班分担(B01G1班)らの研究が、ネイチャー・パブリッシング・グループのオンラインジャーナル『Scientific Reports』(4月22日付け)に掲載されました。
(本文:http://www.nature.com/srep/2013/130422/srep01692/full/srep01692.html)
詳しくは下記プレスリリースをご覧ください。
日本語:http://www.riken.jp/pr/press/2013/20130422_2/
津田領域代表執筆のカオス的遍歴の解説記事がScholarpediaにて公開されました。
長坂泰勇公募班代表(C01P3班)の研究が、ネイチャー・パブリッシング・グループのオンラインジャーナル『Scientific Reports』(1月28日号)に掲載されました。
(本文:http://www.nature.com/srep/2013/130128/srep01151/full/srep01151.html?WT.mc_id=TWT_SciReports)
詳しくは下記プレスリリースをご覧ください。
日本語:http://www.riken.go.jp/r-world/info/release/press/2013/130128/index.html
英語:http://www.riken.go.jp/engn/r-world/info/release/press/2013/130128/index.htm
このたび甘利俊一先生(理化学研究所脳科学総合研究センター・特別顧問)が平成24年度文化功労者の栄に浴されましたので、ご案内いたします。甘利先生には当領域の内部評価などで領域活動にご協力いただいております。
今後の益々のご活躍を祈念しております。
理化学研究所トピックス
※行政刷新会議ワーキンググループによる事業仕分けを受け、文部科学大臣、副大臣、政務官に平成21年12月8日付で当領域を含む新学術領域研究代表者・特定領域研究代表者一同(88名)が科学研究費補助金の確保に関する要望書を提出致しました。 要望書 ( 91KB) (2009/12/09)